仮想通貨ビットコインで個人輸入代金を無料で海外送金する方法

ビットコイン代金支払い

個人輸入の代金支払いを仮想通貨のビットコイン(BTC)で支払い、海外送金の手数料を無料にする方法をご紹介する。仮想通貨のひとつビットコイン(BTC)を使えば、通常の銀行では3,500円以上かかっていた海外への送金手数料を無料にすることができる。

実際に私がインドネシアの個人輸入代金の支払いのために仮想通貨ビットコインを使って海外送金を行った方法なので、けっして投資目的のビットコイン購入ではない。ビットコインを海外に送った時の手数料は、送る側も受け取る側も手数料は無料だった。また、送金完了までの時間は約19時間程度で、次の日には確実に相手方に送金完了できた。ただし、送ったビットコインを取引所からインドネシアの銀行にキャッシュ(ルピア)として振込む(現金にする)際には、振込手数料として約258円(30,500ルピア)がかかった。

前回、仮想通貨ビットコイン取引所であるQUOINE(コイン)の口座開設方法とビットコイン(BTC)の購入方法についてお伝えした。
→ インドネシアに送金!仮想通貨ビットコイン取引所の口座開設方法 
→ 個人輸入代金の支払いに便利な仮想通貨ビットコインの購入方法
 

今回は、仮想通貨ビットコイン取引所であるQUOINE(コイン)のからビットコイン(BTC)を海外の送金先に送り、現金化(インドネシアルピアに)するまでの一連の流れだ。なお、QUOINE株式会社は、金融庁登録仮想通貨交換業者(登録番号:関東財務局長 第00002号)に平成29年9月29日に登録されている。

目次
1.仮想通貨ビットコイン(BTC)の送金先のアドレスを入手する
2.ビットコイン(BTC)送金依頼をする
3.ビットコイン(BTC)出金依頼の確認メールをクリック
4.「仮想通貨出金リクエストに関するご確認」のメールに返信
5.「仮想通貨出金処理がされました」メール着
6. 相手先へビットコイン(BTC)の入金確認
7.ビットコイン(BTC)の送金時間
8.ビットコイン(BTC)取引所からBCA銀行へ振込

ビットコイン代金支払い2

仮想通貨の取引所QUOINE(コイン)では、ビットコイン(BTC)を送金することを「出金」と呼んでいる。ビットコイン(BTC)を送るという行為は、ビットコイン取引所から「引き出す」行為にあたるためである。なお、ビットコイン(BTC)から日本円で出金することも可能で、そのときのQUOINEでの手数料は無料だが、キャッシュ(円)として通常の銀行へ振り込む場合の振込手数料はかかるので注意してほしい。

QUOINE(コイン)でビットコイン(BTC)を相手に送金する手順は以下になる。

1.送金先のアドレスを入手

ビットコイン代金支払い4

①送り先のビットコイン(BTC)アドレスを教えてもらう。または、送金先のQRコードを読み込む。
写真は、インドネシアの取引先から送られたビットコインアドレスでQRコードも表示されている。送られたスマホのスクリーンショットに書かれている内容は以下になる。

インドネシア原文
18JEX・・・・・・・・・・・AXa6uo
・Alamat di atas khusus untuk anda, dan dapat digunakan berulang kali.
・Deposit akan masuk setelah 1 komfirmasi(10-30 menit)
・Deposit Bitcoin tidak dikenakan biaya.

Scan QR Code di samping untuk mempermudah deposit Bitocoin dari smartphone/tablet.

日本語翻訳
18JEX・・・・・・・・・・・AXa6uo
・上記のアドレスはあなた固有のアドレスで、繰り返し使用できます。
・入金は、1チェック(10~30分)後に入金予定です。
・ビットコインの入金には手数料はかかりません。

スマートフォンやタブレットから、下記のQRコードをスキャンするとビットコイン(BTC)の入金がより簡単にできます。

2.ビットコイン(BTC)送金依頼をする

ビットコイン代金支払い5

QUOINE(コイン)にログインして、トップ画面を開く。
②「出金」をクリックする。
③「BTC」を選択する。
④「銀行住所」に、教えてもらったビットコインアドレス(QRコード)を入力する。
⑤「出金金額」を入力する。単位はBTC(ビットコイン)で、今回は0.09BTCを送った。
⑥トークンの下にある「リクエスト」をクリックすると、携帯電話(スマホ)のSMSにトークンのコードが送られてくるので、その数字を入力する。
[変更:SMSからグーグル認証システム(Google Authenticator)に変更になっている。]
⑦「出金依頼を送信する」をクリックする。

ビットコイン代金支払い6
⑧メールを確認するように注意書きが表示される。

3.ビットコイン(BTC)出金依頼の確認メールをクリック

ビットコイン代金支払い7
⑨「BTC出金依頼の確認」のメールを開く。

ビットコイン代金支払い8
⑩「リクエスト詳細を確認するにはこちらをクリック」をクリックする。

ビットコイン代金支払い9
⑪「出金依頼の確認をしました」が表示される。

4.「仮想通貨出金リクエストに関するご確認」のメールに返信

QUOINE(コイン)では、このメールに返信しないと出金をリクエストしたことにならないので、必ず返信する。

ビットコイン代金支払い10
⑫「仮想通貨出金リクエストに関してのご確認」のメールが届く。

ビットコイン代金支払い11
⑬「仮想通貨出金リクエストに関してのご確認」のメールに返信する。

ビットコイン代金支払い12
⑭「仮想通貨出金リクエストに関してのご確認」のメールに返信した。

5.「仮想通貨出金処理がされました」メール着

ビットコイン代金支払い13
⑮「仮想通貨出金が処理されました」というメールが届く。

ビットコイン代金支払い14
ビットコイン代金支払い15
⑯「仮想通貨出金が処理されました」というメールが届く。「ビットコイン(BTC)の送金は最大24時間程度お時間を頂きます。」という表記がある。
⑰「You can check the crypto transaction status here」をクリックすると、取引の状況を確認できる。

ビットコイン代金支払い16
⑱「送金したアドレス」がブロックチェーンの取引で確認できる。

6. 相手先へビットコイン(BTC)の入金確認

今回は確認のために、インドネシアの取引先にスマホのスクリーンショットを撮って送ってもらった。

ビットコイン代金支払い17
⑲「0,09BTCがあなたのアカウントに入金されました」と表示される。
インドネシア語表記:Deposit 0,09 BTC telah masuk ke akun anda.

日本とインドネシアの数字表記の違いがあるので注意してほしい。インドネシアでは、小数点は「,(コンマ)」になっており、数字の桁の区切りは「.(ピリオド)」になっている。

例:一万二千三百点四五は以下のような表記になる。
日本語表記:12,300.45
インドネシア表記:12.300,45

ビットコイン代金支払い18
⑳送金したビットコイン(BTC)が反映されていることを確認できた。
「0,0817797BTC」から「0,098177977BTC」に増えており、0,09ビットコインが入金されている。

7.ビットコイン(BTC)の送金時間

2017年7月にビットコイン(BTC)の送金時間を調べたところ、確認メールを返信後に約19時間後にはインドネシアの相手に送金が完了している。

QUOINE(コイン)では、ビットコイン(BTC)の出金の確認が「メール返信」であるので、メールを読んでから処理をするので時間がかかっていると思われる。しかし、ビットコインシステムの内部にある送金手続きに入れば、約30分後には相手先に入金されている。

以下に今回プロセス毎の時間と経過時間を表にしておいたので参考にしてほしい。

送金プロセス 日時 経過時間
マイページの画面で「出金依頼を送信する」をクリック 0 0
「BTC出金依頼の確認」メールの到着 即時 0
「仮想通貨出金リクエスト」にメール返信する 2017/07/04 23:16:00 1分程度
Request Processed(メールに記載) 2017/07/04 17:36:01 18時間49分
「仮想通貨出金処理がされました」のメール到着 2017/07/05 17:52:00 14分
インドネシアの相手に入金された時間(日本時間) 2017/07/05 18:05:00 13分

8.ビットコイン(BTC)取引所からBCA銀行へ振込

ビットコイン代金支払い19

相手先が使用しているビットコイン取引所(bitcoin.co.id)から、インドネシアの銀行(BCA銀行)に振込した場合には、振込手数料30,000ルピア(254円)とSMS手数料500ルピア(4円)が引かれて入金されていた。

今回は、ビットコイン取引所から引き出した金額は3,000,000ルピアであったが、手数料が30,500ルピアを引かれて、2,969,500ルピアがBCA銀行に入金された。

ビットコイン取引所から通常の銀行に出金する際には30,500ルピア(258円)かかることがわかった。[1円=Rp118として計算]

現状の海外にお金(キャッシュ)を送る場合、ゆうちょ銀行では2,500円、三井住友銀行と三菱UFJ銀行では3,500円、みずほ銀行では5,500円の手数料かかっている。さらに、中継銀行が入る場合にはさらに手数料が追加されている。また、相手先に到着するまでの時間は約4日~7日ほどかかっている。

ビットコイン(BTC)を使えば送金の手数料ほ無料で、送金の時間も大幅に短縮できることが判明した。ただし、ビットコイン(BTC)はまだまだレートの変化が激しいので、実際に海外にビットコインを送る場合には事前に取引相手と打ち合わせて欲しい。

まとめ

仮想通貨ビットコイン(BTC)で個人輸入代金の支払いを手数料無料でインドネシアという海外へ送る方法をご紹介した。今回は、日本のビットコイン取引所から海外のビットコイン取引所にアカウントを持つ送金相手に仮想通貨ビットコイン(BTC)を送り、実際に手数料無料で海外送金することができた。

日本円やUSドルではなく、仮想通貨ビットコイン(BTC)を使うことによって海外送金の手数料を無料にし、1回の送金ごとに3,000円〜5,000円以上のコストを削減でき、個人輸入ビジネスでの利益上げることができてしまうのだ。さらに、海外の取引先にとっても早く現金を受け取ることができるので、Win-Winの関係を構築することができる。

ビットコイン(BTC)を海外に送金するには、送金相手のビットコインアドレスを取得することだが、QRコードを読みこむだけなので入力の手間も省ける。さらに、確認メールに返信することで、クレジットカードのスキミングのようなこともなく、安全性も高いと言えるだろう。さらに、通常の銀行では4日〜7日ほどかかっていた送金時間が、翌日には確実に送金先に入金されるので輸入者である取引先からも信頼も得やすい。

QUOINE(コイン)というビットコイン取引所の口座開設から、日本円の入金、ビットコインの購入の方法については以下を見て欲しい。
インドネシアに送金!仮想通貨ビットコイン取引所の口座開設方法 
個人輸入代金の支払いに便利な仮想通貨ビットコインの購入方法

以上「仮想通貨ビットコインで個人輸入代金を無料で海外送金する方法」をお伝えした。

英語不要!コピペだけでバリから個人輸入ができる
ノウハウを詰め込んだマニュアルを無料プレゼント中

たった17日間で個人輸入ができるようになる方法をまとめました。まったく初めての人でも簡単に、時間をかけずに、失敗せずに個人輸入できるようになります。

すぐ使えるメール文章を載せてありますので、英語もインドネシア語も理解できなくても、コピペだけで個人輸入できるようになります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です