インドネシアからの個人輸入の商品代金を支払うために、仮想通貨のビットコインを使ってインドネシアに送金をしてみた。インドネシアに仮想通貨のビットコインで送金するためにはビットコインの取引所の口座を開設する必要がある。
今回は仮想通貨ビットコインの取引所の口座開設方法をご紹介する。銀行振込みによる海外送金ではなく、仮想通貨のビットコインを使って個人輸入代金の支払い(海外送金)をすれば、銀行振り込みの場合の手数料(3,500円以上)を無料にすることができる。
3回シリーズでお伝えする内容は、仮想通貨ビットコイン取引所の口座を開設し、インドネシアという海外にビットコインを送り、実際に相手(インドネシアの)ビットコイン口座に届くまでのプロセスを詳しくご紹介するといったものだ。
第1回目として、日本でもインドネシアでもどちらでも使えるビットコイン取引所のQUOINE(コイン https://quoine.com/)に口座を開設する方法をまずはご紹介する。
仮想通貨ビットコインの取引所であるQUOINE(コイン)では、口座開設、日本円の入金、ビットコインの購入および出金(送金)手数料はすべて無料になっているので気軽に口座開設できるのではないだろうか。
1.仮想通貨ビットコイン取引所QUOINE(コイン)とは
2.仮想通貨ビットコイン取引所の口座開設登録
3.仮想通貨ビットコイン取引所への本人確認書類提出
4.仮想通貨ビットコイン取引所の二段階認証設定
5.仮想通貨ビットコイン取引所からログアウト
1.仮想通貨ビットコイン取引所QUOINE(コイン)とは
仮想通貨の取引所であるQUOINE(コイン https://quoine.com/)は、2014年にシンガポールで設立され、仮想通貨のビットコインやイーサリアム(ethereum)の取引を仲介している。2106年3月には本社機能を日本に移しており、口座開設も日本語でできる。
売買ができる通常の通貨(法定通貨)としては、円、米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、香港ドル、シンガポールドル、中国元、フィリピンペソ、インドネシアルピア、インドルピーなど多彩な通貨が使える。
なお、通常の銀行口座への振込手数料は必要になるが、通常の取引はすべて無料になっているので取引所にお金を入れておけば、安心して何回も売買や送金ができる。
2.仮想通貨ビットコイン取引所の口座開設登録
仮想通貨ビットコインの取引所QUOINE(コイン https://quoine.com/)の登録方法をご紹介する。
①「口座開設」をクリックする。
②口座の種類を選択する。個人と法人があるが、ここでは「個人」選択する。
③「メールアドレス」を入力する。
④「パスワード」を入力する。パスワードは、大文字も含む英文字と数字をいれ8文字以上であること。(例:Hirosesuzu123)
⑤「私は、日本以外に居住地がないことを確約します。」と「私は、米国納税義務がないことを確約します。という宣誓書の2ヶ所にチェックを入れる。
⑥「次」をクリックする。
アカウントの詳細を入力する。
⑦「名前(漢字とカタカナ)」を入力する。
⑧「生年月日」を入力する。
⑨「男性・女性」を選択する。
⑩「私は外国の重要な公人、もしくはその親族ではありません」にチェックを入れる。
⑪「住所」を入力する。
⑫「電話番号」を入力する。ここでは携帯番号を入力する。後述する確認コードなどがSMSで送られてくる。
⑬「職業」を入力する。
⑭「勤務先住所」を入力する。
⑮「勤務先電話番号」を入力する。
⑯「主な収入源」を入力する。
⑰「年収」を入力する。
⑱「投資可能資産」を入力する。
⑲投資目的にチェックを入れる。
⑳投資経験を選択する。
㉒申込の経緯を記入する。
㉓「次」をクリックする。
㉔「書面の電磁的方法による交付等取扱規程」にチェックを入れる。
㉕確認事項を読み、「確認し、同意する」にチェックを入れる。
確認事項としては、
・プラバシーポリシー
・当社サービスについて
・取引ルール
・利用規約
・リスク説明
・特定商取引に関する法律に基づく表示
・反社会的勢力でないことの確約書
になる。
㉖「次」をクリックする。
登録の確認のためにメールを送ったことを表示するページになる。
㉗このページは閉じずに、メールを確認する。
登録したメールを確認する。
㉘「Quoine Support」からのメールを開く。
㉙届いたメールの「Conform my Account」をクリックする。
ログイン画面が開く。
㉚登録した「メールアドレス」を入力する。
㉛登録した「パスワード」を入力する。
㉜「ログイン」をクリックする。
ダッシュボードの画面が開き、ビットコインのチャートなどが表示される。
㉝ダッシュボードが表示される。上部に注意が表示される。
上部の注意書きには、以下の表示がある。
・アカウントが認証されるまではお取引できません。「メインメニュー」>「設定」>「プロフィール」より本人確認書類をアップロードし、アカウント認証を行ってください。
㉞「メインニュー」は左上の「三」のマークをクリックする。プルダウンメニューが出てくる。
以上で、仮想通貨ビットコイン口座開設の登録は完了する。
3.仮想通貨ビットコイン取引所への本人確認書類提出
ビットコイン口座開設のためには、本人確認書類の提出する必要がある。その本人確認書類の提出方法のついて解説する。
プルダウンメニューが出てくる。
㉟「設定」をクリックする。
㊱「プロフィール」をクリックする。
プロフィール設定画面が表示される。
㊲「本人確認書類」を自分のファイルから選択する。
㊳「本人確認書類をアップロードする」をクリックする。
本人確認書類の規定は上記の写真のようになっている。
顔写真付きの場合には1点で、顔写真なしの場合には2点必要になる。法人の場合には、履歴事項全部証明書、印鑑証明書、取引担当者の本人確認書類、取引担当者と会社代表者が異なる場合には、委任状と実印の印鑑証明書が必要になる。
プロフィールの設定で、口座開設状況は「書類審査中」になる。
㊴「書類審査中」と表示される。
4.仮想通貨ビットコイン取引所の二段階認証設定
ビットコインのログイン時の二段階認証の設定をする。QUOINE(コイン)では、携帯電話(スマホ)のSMSにワンタイムパスワード(7桁)を送り、その番号を入力することで、ログインできる。セキュリティを高めるためにも、必ず設定しておいてほしい。
セキュリティー設定の画面を開く。メインメニューから「設定」を選択し、セキュリティを選択する。
㊵二段階認証の「有効化」をクリックする。
㊶登録した携帯電話(スマホ)にSMSが送られてくる。「Quoineコード」をメモする。
㊷トークンの欄にSMSで送られてきた「Quoineコード」を入力する。
㊸「有効化」をクリックする。
㊹「認証済み」と表示される。
以上で、仮想通貨ビットコインの二段階認証の設定が完了する。今後はスマホを準備してからログインすることだ。
5.仮想通貨ビットコイン取引所からログアウト
本人確認書類をQUOINE(コイン)にて認証するまでに数日かかるので、ここでログアウトをしておく。
㊺「メインメニュー」をクリックする。
㊻「ログアウト」をクリックする。
㊼「ログアウト」をクリックする。
すると、ログイン画面が現れるのでブラウザーを閉じればよい。
以上で、QUOINE(コイン)から安全にログアウトできる。
QUOINE(コイン)では、提出書類等の確認をしてアカウントの承認手続きになる。アカウントが承認されると、ビットコイン取引所の口座開設が完了したというメールが到着する。手続きには数日かかるので、待っていてほしい。
【追記】第2認証について、パスワードなSMSではなく、グーグルの「Authenticator」によるワンタイムパスワードに変更された。グーグルのAuthenticator(スマホアプリ)の画面に表示されたパスコード(6桁)を読み、入力する。有効時間は1分となっている。
まとめ
仮想通貨であるビットコインを使い、インドネシアに送金するためにビットコイン取引所の口座開設する方法をお伝えした。今回は、円でも、インドネシアルピアでも売買ができるQUOINE(コイン)というビットコイン取引所に口座を開設する手順と詳しくご紹介した。
QUOINE(コイン)は、現在日本法人であるがもともとシンガポールで始まった関係で、米ドルやインドネシアルピアはもちろん、オーストラリアドル、フィリピンペソ、インドルピーになど様々な通貨で取引ができる。
今回は、仮想通貨ビットコイン取引所の口座開設の登録、本人確認書類の提出方法、セキュリティーのための二段階認証の設定などを順番に解説したので、まったくの初心者であっても、ビットコイン取引所の口座開設ができる。
次回は、登録したビットコイン口座に日本円で入金し、実際にビットコインを購入する方法をお伝えする。
以上「インドネシアに送金!仮想通貨ビットコイン取引所の口座開設方法」をお伝えした。
コメントを残す