誰でもできるバリ島雑貨を個人輸入ＯＫな現地仕入れ先リスト翻訳付き

前回の「個人輸入できるインドネシア・バリ島雑貨の厳選仕入先23店」で、インドネシアやバリ島雑貨の仕入先の23店をご紹介した。記事を公開後に、多くの方からご質問をいただいた。「サイトは分かったがインドネシア語で書かれていているので、詳細を教えて欲しい」という内容のご質問が多かった。そこで、誰でも可能な、バリ島雑貨を個人輸入できる最も優良な現地仕入れ先リストを翻訳付きでご紹介する。

なお、バリ島からサンダルや革靴を輸入する時の関税について解説したので合わせて読んでほしい。
→【バリ島個人輸入】儲かるサンダルや革靴の関税手続きの方法徹底解説

これを読むことで、あなたは以下のことを得ることができる。

個人輸入をビジネスとして利益を出すためには、品質の良い商品をできるだけ安く仕入れ、高く販売することは誰でも理解できる。しかし、多くの人はアメリカやカナダなどの「英語圏」から仕入れているので、原価が高いばかりではなく、関税もかかり、結果的販売価格も高くなってしまう。資金が十分にあれば良いが、副業などの片手間でやるにはリスクが大きすぎてしまう。

バリ島やインドネシアの製品は、驚くほど安い価格で現地で販売しているにもかかわらず、日本で販売しているものは以外と高価だ。理由は２つある。

一つは、販売者がインドネシア語で書かれたサイトを見つけたとしても、一瞬で「わからない」と感じてしまい、スルーしてしまう。もう一つは、購入してくれるお客さんにパッションがあることだ。コンクリートに囲まれている生活ではなく、アジアン風の部屋にしたいとか、バリ島の雰囲気で癒されるたい、自然な雰囲気を楽しみたいという欲求だ。その為には、多少高くても購入意欲が生まれる。

つまり、個人輸入ビジネスをしている販売者がスルーしているので、競合が少ない。さらに、お客さんはパッションを持って欲しがっている。あなたがリスクを最小にしてビジネスとして始める環境は整っていると言える。

実は、インドネシアから日本に輸入される総金額は、1995年からすべてトップ10に入っている。もちろん、中国が1位、アメリカが2位という構図は変わらないが、インドネシアから日本に輸入されるもは以外と多いのだ。

インドネシアからの輸入品目でのトップはやはり天然ガスが占めるが、プラスティック・製品だけでも9,172億円も輸入されている。この金額が大きいか小さいかが問題ではない。確実に言えるのはインドネシアから輸入することは安定しているということだ。輸入が安定していれば、今までの友好関係を壊すことはないので、両国の政府も力を合わせて障害を取り除いていくだろう。

事実、インドネシアとは自由貿易協定(FTA: Free Treade Agreerment)を含む、経済連携協定(EPA:Economic Partnership Agreement)を締結しており、関税がほぼゼロになっている。ただし、シルバー製品のみ3%の関税がかかる。それでも3%しかかからない。もし、シルバー製品をアメリカから個人輸入するとしたら、商品価格の60%が関税で持っていかれる。（関税については後日詳しくご紹介するので、楽しみにしていてほしい）

実際に、私も雑貨類を個人輸入したが、商品代金と送料だけで関税はかからなかった。以下が、インドネシアの雑貨サイトである「カンプン・ソウフニール」から送付された実物と見積書だ。値引き交渉をしていないのにもかかわらず、サイトに表示されている価格よりも下げて見積もりをもらうことができた。

「カンプンソウフニール」から輸入したものだが、商品価格が675,000ルピア(5,720円）、送料が735,000ルピア(6,229円）で合計が1,410,000ルピア（1,1949円）で合計15点の商品だ。

1.インドネシアの雑貨仕入先サイトの特徴

インドネシア現地での販売サイトは、ネット創世記と言われており、日本の楽天やアマゾンといった購入しやすい構成になっていない。

まずはこれを理解してほしい。逆にいうと、「買いにくいからこそライバルがいない」ということになる。以下にインドネシアの雑貨販売をしているサイトの特徴と解説をする。

1.SMSや電話での注文が多い
2.料金の支払いは銀行振り込みがほとんど。
3.値段表示の小数点「.」とカンマ「,」が逆
4.商品の写真が1枚しかない
5.商品説明が少ない
6.販売者の正確な情報が少ない（商取引法による販売者の表示がほぼ皆無）
7.インドネシア語と英語はごちゃ混ぜになっている。

1.SMSや電話での注文が多い

楽天やアマゾンに代表される日本のショッピングサイトは、ほとんどがスーパーで買い物をするようにカートに入れる方式が多い。インドネシアの場合には、カートを方式を採用しているサイトは少ない。今回ご紹介するサイトはよく出てきていてカート方式を採用しているが、こういったサイトは限られる。私たち仕入れる場合には、メールで見積もりを依頼し、見積もりに合わせて海外送金することになる。カート方式は使わないので安心してほしい。

注文方式としては、SMS、 ブラックベリーメッセンジャー、yahoo! メッセンジャー、ホワッツアップなどが使われる。電話の場合でも、個人の携帯電話になる場合が多い。メールの場合は、会社組織であればドメインメールを使っているが、ほとんどの場合は、無料のgメール[gmail]が使われている。

2.料金の支払いは銀行振り込みがほとんど

料金の支払いはほとんどが銀行振込を採用しており、クレジットカードでの決済は少ない。
それは、まだクレジットカードがそれほど普及していないからだ。さらに、オンラインでのクレジットカード決済はまだ危険という意識が根強い。今後はクレジットカードの普及は急速に進むと思われるが、オンラインでのカード決済はさらに先になるだろう。

振込銀行としては、以下の大きな銀行である4つの銀行が多くを占めている。

・バンク　マンディリ(Bank Mandiri)：
・バンク　ラクヤット　インドネシア(BRI)
・バンク　ネガラ　インドネシア(BNI)
・バンク　セントラル　アジア(BCA)

銀行振込以外では、ペイパルが使われているが、極わずかだ。

3.値段表示の小数点「.」とカンマ「,」が逆

これは本当に注意してほしい。インドネシア語で一番理解しにくいことが、この数字の表記だ。例えば、値段表示が「Rp168.000」という表示は「168,000ルピア(1,423円)」ということだ。決して「168ルピア(1.4円)」ではないからだ。「Rp12.345.000,678」の場合には「12,345,000.678ルピア(104,618.650円）」になる。現実的には、下３桁にはゼロが三つついている。

公式な領収書の場合には、数字表示ではなく、インドネシア語表記になる。例えば「Rp168.000」の場合には、「Seratus Enampuluh Delapanribu Rupia」と併記する。また、「Rp」というのは、「インドネシアルピア」の通貨表示で、「インドルピー(Rs)」と混同しないでほしい。

4.商品の写真が1枚しかない

ほとんどのサイトでは、写真が1枚しか掲載されておらず、商品の細かな部分についてはわからない場合が多い。日本の販売サイトでは、上から、下から、大事な部分の拡大した写真など、5枚以上の写真が掲載されいるので、少し物足りない感じがする。仕入れる場合には、細かいところは仕方がないとして諦めることが必要だ。

5.商品説明が少ない

商品の説明がものすごく少ないと感じる。この理由はわからないが、多分まだオンラインショッピングに慣れていないからだと思っている。一つ一つの商品について、「こう使ってもらいたい」「この商品ができるまでの工程」「製作者の想い」などを書いた方が購買意欲がかきたてられる。しかし、そのレベルまで達していない。

6.販売者の正確な情報が少ない（商取引法による販売者の表示がほぼ皆無）

日本では、「特定商取引法」があり、販売者の住所、責任者の名前、連絡方法などが記載しなければならない。しかし、インドネシアにはそういった法律があるにもかかわらず、実際に表記しているところは非常に少ない。私も仕入先を探すときには、会社情報などが掲載されておらず、かなり時間を使ってしまった。また、プラバシーポリシーについても、ほとんどが記載されていないし、あったとしても抽象的すぎてわからない会社が多い。仕入先の信用の関わることなので、確かめたいのだが現在のところ信じるしかないと思っている。

7.インドネシア語と英語はごちゃ混ぜになっている

サイトの表記はインドネシア語が主体となっているが、実際に使われている単語は英語をそのまま使っている場合も多く見られる。それは、英語圏からの情報が多くあるにもかかわらず、インドネシア語で最適な単語が存在しない場合にはそのまま英語をつかっているからだ。簡単な例でいくと、「木製」を表記するに、インドネシア語は「Kayu」だか、英語の「Wood」も使われている。つまり、インドネシア語と英語がごちゃ混ぜに使われているので、外国から見ると非常にわかりにくくなっている。

2.ナナ・クラフト(Jnana Crafts)

ここからは実際のサイトの対訳と解説をしていく。ナナ・クラフトはバリ雑貨に関しては、品揃えも多くあり、写真もきれいに撮影されいている。主力はシルバー製品。商品名と商品コード、在庫の有無、寸法なども詳細もよく書かれている。実際のサイトと比較しながら、見てほしい。
ナナ・クラフトURL:http://www.jnanacrafts.com/

・表示の対訳表

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・表示の対訳表

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・服カテゴリー（女性服）の対訳表

・服カテゴリー（子供服）の対訳表

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・絵画カテゴリーの対訳表

・デコレーション カテゴリーの対訳表

・私どもカテゴリーの対訳表

3.カンプン・ソウフニール(KAMPUNG SOVENIR)

カンプン・ソウフニールは、インドネシアの雑貨サイトの中でも一番対応が良かった。メール返信も当日または次の日には必ずあるし、在庫がない場合も似ているものを勧めてくれる。サイト自体も見やすくできている。インドネシア内のサイト評価でも、ベスト10に入っており、信頼もおける。雑貨中心のサイトと女性服服中心の２つのサイトがある。特に「ムクナ」と呼ばれるイスラム女性が着るの礼拝用ロングドレスは充実している。
カンプンソウフニールURL:http://www.thebalisouvenirs.com/

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4.ロタン・ジェパラ(Rotan Jepaea)

「ロタン」とは「ラタン」のことで、籐のつるで編み込んだものが一般的だ。「ジュパラ」とは地名で、ジャワ島中部の家具も町として知られている。リゾートホテルなどに納入しており、品質は確かだ。ただ、個人輸入するには輸送費がかかるので、まずは小物から始めると良いだろう。
ロタン・ジュパラURL:http://www.rotanjepara.com/

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・インドアラタンカテゴリーの対訳表

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・ラタン手工芸カテゴリーの対訳表

・お支払の対訳表

・規定と保証のカテゴリーの対訳表

まとめ

今回は、誰でもできるバリ島雑貨を個人輸入ＯＫな現地仕入れ先リスト翻訳付きとして、バリ雑貨販売をしている最も優良なサイト３つについて詳しく解説した。これらのサイトは英語ではなく、インドネシア語で書かれているので多くの人は一瞬で「わからない」と判断してしまい、見ることを止めてしまう。実はこれがライバルが参入できない大きな理由だ。

ライバルがいないからこそ、安く商品を入手できるサイトを見つけることができれば、ビジネスとして十分成り立つのだ。さらに、アジアン雑貨は根強い人気が続いているので、お客様は多く存在するので、ぜひ挑戦してほしい。また、実際に入手するときのメール文章や交渉方法をまとめたレポートを作成したので、このサイトの下からダウンロードしてほしい。全てコピペだけでできるので、簡単に個人輸入ビジネスを始めることができるようになっている。

この「誰でもできるバリ島雑貨を個人輸入ＯＫな現地仕入れ先リスト翻訳付き」を参考にして、ぜひバリ島の雑貨を個人輸入してビジネスとして成功させてほしい。